駆け出しの翻訳屋といいながら早数年。
学習したことをちょこちょこ書くつもりでしたが、最近は余暇の話が多いような。。。
そもそも、いつまで駆け出しなんだ?!
Xbench 2.9 は結構利用しているのですが、QA 結果を Excel にエクスポートすると、日本語の赤字の位置がずれるという問題があります。
せっかく問題の部分が赤字で表示されているというのに、その位置がずれるので、どこが指摘されているのか、とてもわかりずらいです。
自分でチェックするだけなら、Xbench の画面上で見ればいいだけの問題ですが、Xbench の QA 結果を Excel で報告するように指示される場合もあって、そういう場合は、わかりやすくするため、手作業で赤字の位置を修正していますが、これが結構面倒です。。。
(Xbench のバージョンから、Excel へのエクスポート方法まで丁寧に指示してくれるクライアントさんもいて、そういう場合は、むしろ、「赤字のバグくらい御存知だろうし、そのままでいいんじゃない?」と思ったりもするのですが、やはり指摘位置がずれていると、コメントが書きにくいです。;_;)
で、何かいい方法がないか、ときどき考えていたのですが、今のところ一番いい方法は HTML で出力して、Excel に変換することです。
HTML なら赤字の位置ずれの問題がありませんし、しかも、ファイルの拡張子を変えるだけで Excel に変換できます。
手順:
1) Xbench の QA 結果の画面で [Export QA Results...] を選択し、[ファイルの種類] を HTML のままにして、ファイル名を入力します。このとき、拡張子を .xls にします(たとえば、「test.xls」と入力します)。
2) ここで、「ファイル形式と拡張子が一致しません。ファイルが破損しているか、安全ではない可能性があります。発行元が信頼できない場合は、このファイルを開かないでください。ファイルを開きますか?」というメッセージが出ますが、[はい] をクリックして開きます。
3) 上記のメッセージはファイルを開くたびに表示されるので、[名前を付けて保存] で [ファイルの種類] をExcel に変更して保存し直します。
以上で、赤字の位置ずれのない Excel の QA ファイルができます。
ただし、、、
本来の Excel 出力と比べると、項目の順序とレイアウトが異なります。
Excel での出力を指定されている場合は、このファイルは使用できないでしょう。。。
でも、問題のセルをコピー&ペーストして、赤字の位置を修正するのに使用することはできます。残念ながら、背景色と罫線の有無が違うので、揃えるのに、また一手間かかりますが。。。^_^;
(・・・レイアウトを変換するマクロを作るという手はあるかもしれません)
せっかく問題の部分が赤字で表示されているというのに、その位置がずれるので、どこが指摘されているのか、とてもわかりずらいです。
自分でチェックするだけなら、Xbench の画面上で見ればいいだけの問題ですが、Xbench の QA 結果を Excel で報告するように指示される場合もあって、そういう場合は、わかりやすくするため、手作業で赤字の位置を修正していますが、これが結構面倒です。。。
(Xbench のバージョンから、Excel へのエクスポート方法まで丁寧に指示してくれるクライアントさんもいて、そういう場合は、むしろ、「赤字のバグくらい御存知だろうし、そのままでいいんじゃない?」と思ったりもするのですが、やはり指摘位置がずれていると、コメントが書きにくいです。;_;)
で、何かいい方法がないか、ときどき考えていたのですが、今のところ一番いい方法は HTML で出力して、Excel に変換することです。
HTML なら赤字の位置ずれの問題がありませんし、しかも、ファイルの拡張子を変えるだけで Excel に変換できます。
手順:
1) Xbench の QA 結果の画面で [Export QA Results...] を選択し、[ファイルの種類] を HTML のままにして、ファイル名を入力します。このとき、拡張子を .xls にします(たとえば、「test.xls」と入力します)。
2) ここで、「ファイル形式と拡張子が一致しません。ファイルが破損しているか、安全ではない可能性があります。発行元が信頼できない場合は、このファイルを開かないでください。ファイルを開きますか?」というメッセージが出ますが、[はい] をクリックして開きます。
3) 上記のメッセージはファイルを開くたびに表示されるので、[名前を付けて保存] で [ファイルの種類] をExcel に変更して保存し直します。
以上で、赤字の位置ずれのない Excel の QA ファイルができます。
ただし、、、
本来の Excel 出力と比べると、項目の順序とレイアウトが異なります。
Excel での出力を指定されている場合は、このファイルは使用できないでしょう。。。
でも、問題のセルをコピー&ペーストして、赤字の位置を修正するのに使用することはできます。残念ながら、背景色と罫線の有無が違うので、揃えるのに、また一手間かかりますが。。。^_^;
(・・・レイアウトを変換するマクロを作るという手はあるかもしれません)
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先日から Trados のタグの表示に違和感をもっていたのですが、[タグの内容の表示] は選択されているし、問題ないよな・・・と思っていました。
が、、、
今日出力した訳文は明らかに書式設定の間違っているところがあって、確認したらタグが表示されていないところに、書式設定がありました。
慌てて調べてみたら、[オプション] の [エディタ] の中の [書式の表示スタイル] が [認識済みの書式タグ以外の書式を表示する] になっていました!(げっ、いつのまに?!)
[すべての書式とタグを表示する] に設定し直したところ、タグが表示されました。
しかし、いつの間に設定が、、、と考えると、新しいPCに移行してから?! と思わざるを得ません。。。(汗)。
今まで気づかずに変なタグ設定になっているところがあったのでは、、、と思うと冷や汗が出ます。
見た目はちゃんと書式設定されていても、タグの入り方が変なときがあるんですよね。
(あ~、いやだ、いやだ)
が、、、
今日出力した訳文は明らかに書式設定の間違っているところがあって、確認したらタグが表示されていないところに、書式設定がありました。
慌てて調べてみたら、[オプション] の [エディタ] の中の [書式の表示スタイル] が [認識済みの書式タグ以外の書式を表示する] になっていました!(げっ、いつのまに?!)
[すべての書式とタグを表示する] に設定し直したところ、タグが表示されました。
しかし、いつの間に設定が、、、と考えると、新しいPCに移行してから?! と思わざるを得ません。。。(汗)。
今まで気づかずに変なタグ設定になっているところがあったのでは、、、と思うと冷や汗が出ます。
見た目はちゃんと書式設定されていても、タグの入り方が変なときがあるんですよね。
(あ~、いやだ、いやだ)
memoQ といえば、Xbench でチェックする方法をメモしておきましょう。
バイリンガルでエクスポートすると、Xbench でチェックできるのですが、デフォルトでは .mqxlz ファイルにエクスポートされるので、Xbench 2.9 では開けません(Xbench3.0 なら読み込めるようなのですが、有料です...;_;)。
そこで、普通のXLIFFファイルにします。
1) [文書] タブでファイルを右クリックして、[バイリンガルのエクスポート] を選択する。
2) ダイアログの [memoQ XLIFF] が選択されている状態で、[他のツールのためのプレーンXLIFF] をクリックする。
3) [エクスポート] をクリックする。
4) 適切なファイル名を入力して、[保存] をクリックする。
これで、.mqxliff ファイルとして出力され、Xbench2.9でも開くことができます。
<2016.7.28.>
うまく行かないというコメントがありましたので、念のため、スクリーンショットで補足します。
まず、手順 1 で、ファイルを選択して右クリックすると、下図のようなメニューが現れるので、[エクスポート] > [バイリンガルのエクスポート] を選択します。
すると、次のようなダイアログが表示されます。
ここで、[他のツールのためのプレーンXLIFF] をクリックすると、次のように変わります。
この状態で、[エクスポート] をクリックすると、Xbench 2.9 でも開ける XLIFF ファイルになりました。
今のところ、どのプロジェクトもこの方法でうまくいくのですが。。。
ちなみに memoQ 2015 です。
バイリンガルでエクスポートすると、Xbench でチェックできるのですが、デフォルトでは .mqxlz ファイルにエクスポートされるので、Xbench 2.9 では開けません(Xbench3.0 なら読み込めるようなのですが、有料です...;_;)。
そこで、普通のXLIFFファイルにします。
1) [文書] タブでファイルを右クリックして、[バイリンガルのエクスポート] を選択する。
2) ダイアログの [memoQ XLIFF] が選択されている状態で、[他のツールのためのプレーンXLIFF] をクリックする。
3) [エクスポート] をクリックする。
4) 適切なファイル名を入力して、[保存] をクリックする。
これで、.mqxliff ファイルとして出力され、Xbench2.9でも開くことができます。
<2016.7.28.>
うまく行かないというコメントがありましたので、念のため、スクリーンショットで補足します。
まず、手順 1 で、ファイルを選択して右クリックすると、下図のようなメニューが現れるので、[エクスポート] > [バイリンガルのエクスポート] を選択します。
すると、次のようなダイアログが表示されます。
ここで、[他のツールのためのプレーンXLIFF] をクリックすると、次のように変わります。
この状態で、[エクスポート] をクリックすると、Xbench 2.9 でも開ける XLIFF ファイルになりました。
今のところ、どのプロジェクトもこの方法でうまくいくのですが。。。
ちなみに memoQ 2015 です。
先日、また memoQ の仕事があったのですが、
プロジェクト内に複数のファイルがある場合、「ビュー」を作成すると効率的に作業できるということを初めて知りました。^^;
memoQでは、コンテキストも含めてメモリと完全に一致する場合は、繰り返しセグメントと判断され、訳文を一度確定すると、自動的にプロパゲートされます。
ですが、これは同一ファイル内の話で、同一プロジェクトであっても別のファイルであれば、プロパゲートされません。もちろん100%一致にはなるので、訳文を入力する手間は省けますが、確定する必要はあります。
入力するだけであれば大した違いはないのですが、問題は訳文に変更があった場合です。
作業の途中で UI や用語に変更があった場合などは、繰り返しセグメントであれば、最初のセグメントを修正するだけで変更内容がプロパゲートされるのですが、別のファイルの場合は、同一内容なのにすべて修正しなければなりません。
ところが、複数のファイルをまとめて「ビュー」を作成し、そのビューを開いて編集すると、別ファイルでも繰り返しセグメントと判定され、同一内容の修正を繰り返す必要がありませんでした。
(Xbench でチェックして、たくさん修正箇所があると思ったのに、ビューで修正しようとしたら、1箇所で済んでしまったので、最初は「あれ?」と思いました。^o^)
というわけで、ビューを作成して作業する方法をメモっておきます。
1) memoQの [文書] タブで複数のファイルを選択し、右クリックして [ビューの作成] をクリックします。
2) [ビューの名前] に適切な名前を入力して、[OK] をクリックします。
[ビュー] タブに、作成したビューが表示されます。
3) [ビュー] タブでビューをダブルクリックして開き、通常どおり作業します。
元のファイル名も表示されますが、一見1つのファイルのように表示されますので、ファイルの区切りに注意が必要です。
プロジェクト内に複数のファイルがある場合、「ビュー」を作成すると効率的に作業できるということを初めて知りました。^^;
memoQでは、コンテキストも含めてメモリと完全に一致する場合は、繰り返しセグメントと判断され、訳文を一度確定すると、自動的にプロパゲートされます。
ですが、これは同一ファイル内の話で、同一プロジェクトであっても別のファイルであれば、プロパゲートされません。もちろん100%一致にはなるので、訳文を入力する手間は省けますが、確定する必要はあります。
入力するだけであれば大した違いはないのですが、問題は訳文に変更があった場合です。
作業の途中で UI や用語に変更があった場合などは、繰り返しセグメントであれば、最初のセグメントを修正するだけで変更内容がプロパゲートされるのですが、別のファイルの場合は、同一内容なのにすべて修正しなければなりません。
ところが、複数のファイルをまとめて「ビュー」を作成し、そのビューを開いて編集すると、別ファイルでも繰り返しセグメントと判定され、同一内容の修正を繰り返す必要がありませんでした。
(Xbench でチェックして、たくさん修正箇所があると思ったのに、ビューで修正しようとしたら、1箇所で済んでしまったので、最初は「あれ?」と思いました。^o^)
というわけで、ビューを作成して作業する方法をメモっておきます。
1) memoQの [文書] タブで複数のファイルを選択し、右クリックして [ビューの作成] をクリックします。
2) [ビューの名前] に適切な名前を入力して、[OK] をクリックします。
[ビュー] タブに、作成したビューが表示されます。
3) [ビュー] タブでビューをダブルクリックして開き、通常どおり作業します。
元のファイル名も表示されますが、一見1つのファイルのように表示されますので、ファイルの区切りに注意が必要です。
先日、memoQ を 2015 にバージョンアップしたらアクティベーションができなくなり、かなりパニックになりました。
せっかく前の仕事が早く終わって、次の仕事に早めに着手できると思ったのに。。。;_;
「余裕ができた!」と思ったあとに、それが水の泡になると、
状況としては元のままなのに、なんだか焦りを感じてしまいます。
で、その memoQ ですが、今まで ELM で使用させてもらっていたので、今回も同じように設定しようとしたら、「サーバーは CAL を使用しています」というエラーになり、CAL を構成しようとしたら、「ライセンスはありません」と言われ、これはもう翻訳会社さんに聞くしかないなぁと思っておりました(その頃にはすでに営業時間外、これは週明けだと思いました...)。
ところが、もう一度インストール手順を読み直したところ、「有効なエディション」に何も表示されていないという問題があることに気づきました。^^;
今まで memoQ2013 を使用していたので、シリアル番号等は自動的に設定され、後はアクティベーションを行うだけだと思い込んでいたのが間違いです。
[オンラインでライセンスをアップデート (推奨)] をクリックしたら、memoQ 4Free エディションに設定されました。
その後は、[MemoQサーバーからのプロジェクトをチェックアウト] をクリックするだけで OK でした。
プロジェクトごとに CAL のライセンスを使用させてもらう場合は、CAL の構成は不要なのですね。
というか、memoQ のライセンス管理をほとんど理解しないまま使用しているのが問題なのですが。。。
せっかく前の仕事が早く終わって、次の仕事に早めに着手できると思ったのに。。。;_;
「余裕ができた!」と思ったあとに、それが水の泡になると、
状況としては元のままなのに、なんだか焦りを感じてしまいます。
で、その memoQ ですが、今まで ELM で使用させてもらっていたので、今回も同じように設定しようとしたら、「サーバーは CAL を使用しています」というエラーになり、CAL を構成しようとしたら、「ライセンスはありません」と言われ、これはもう翻訳会社さんに聞くしかないなぁと思っておりました(その頃にはすでに営業時間外、これは週明けだと思いました...)。
ところが、もう一度インストール手順を読み直したところ、「有効なエディション」に何も表示されていないという問題があることに気づきました。^^;
今まで memoQ2013 を使用していたので、シリアル番号等は自動的に設定され、後はアクティベーションを行うだけだと思い込んでいたのが間違いです。
[オンラインでライセンスをアップデート (推奨)] をクリックしたら、memoQ 4Free エディションに設定されました。
その後は、[MemoQサーバーからのプロジェクトをチェックアウト] をクリックするだけで OK でした。
プロジェクトごとに CAL のライセンスを使用させてもらう場合は、CAL の構成は不要なのですね。
というか、memoQ のライセンス管理をほとんど理解しないまま使用しているのが問題なのですが。。。
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HN:
明風
性別:
非公開
自己紹介:
技術屋から翻訳屋に転身しようと、退職。
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
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