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駆け出しの翻訳屋といいながら早数年。 学習したことをちょこちょこ書くつもりでしたが、最近は余暇の話が多いような。。。 そもそも、いつまで駆け出しなんだ?!
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以前から、Trados のお仕事のとき、連絡されているワード数と、Trados Studio の各ファイルの [ステータス情報] に表示されるワード数の合計値が微妙に異なることがあって、何でだろう?! と思っていました。

そういう場合、ファイルの解析を行うと、合計ワード数が連絡されているワード数に一致するので、「何かわからんけど、ワード数の表示はプロジェクトの作り方か何かで変わることがあるんだろう」と思っていました。ちなみに、その場合、ファイルの一覧に表示されるワード数は、連絡されているワード数に一致しています。

今回、ふとしたきっかけで、作業中にファイルの解析を行ったところ、ワード数の合計値がどんどん変わっていくことを発見しました(下表)。*_*;

マッチ率がだんだん変わっていくのはわかりますが、なぜ合計値が変わるのでしょう?!

そして、ファイルの一覧に表示されるワード数は、このファイルの解析結果の値に変わるのに対し、ステータス情報のワード数の合計値は変わらない、ということもわかりました。

うーん、まぁ、害はないのですが、何か気持ち悪いですね。

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Excel はもう何年も使っていますが、普段は表計算やグラフしか使わないので、意外と知らない機能があります。今日初めて知った機能は、[行列を入れ替える] です。

たとえば、翻訳メモリとのマッチ率で作業量(ワード数)が重み付けされる場合があります。その場合、翻訳会社さんからマッチ率の表が Excel で送られてくることがあるのですが、自分でもマッチ率を確認しようとすると、Trados や memoQ の解析結果と、送付されてきた Excel 表とで、行と列が逆になっている場合があります。

単純に数値を確認するだけであれば、ちょっと比較しにくいだけですが、2 つの Excel を合わせて何か作業をしたい場合は困ります。

実際にそのような作業をすることは稀なので、今までは必要なら手作業で並べ替えていましたが、「たしか行と列を入れ替える Excel の関数があったなぁ」と思って調べてみたら、関数など使わなくても、コピペのときに行と列を入れ替えるオプションがあるではないですか!^^;

というわけで、その手順を忘れないようにメモっておきます。

1) たとえば、下図のように、Excel に出力した解析結果の必要箇所をコピーします。
2) 貼り付ける箇所(左上のセル)を選択し、右クリックして [貼り付けのオプション] の中から [行列を入れ替える] を選択します。
3) すると、下図のように、貼り付けた結果は行と列が逆になります。

なんだ、簡単なことでした。

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MultiTerm は案件によって、使ったり使わなかったり、なのですが、使う場合は、
・クライアントから支給された用語集を MultiTermに変換する
・案件ごとに、自分で登録するための用語集を作成する
という方針で使用しています。

「自分で登録するための用語集」は、クライアントごとに作成してもいいようなものですが、同じクライアントであっても分野によって違う用語を使用する場合がありますし、用語の訳語が変更される場合もあるので、基本的に案件ごとに作成しています。

しかし、自分で作成した小さな用語集がだんだんたまっていくので、たまにはクライアントごとに統合しようと思いました。

MultiTerm どうしの用語集は簡単に統合できるのかと思いきや、、、どうやら、一度エクスポートしてからインポートするしかないようです。-.-;

そして、一番心配していたのは、重複する用語をどう整理したらよいかという問題だったのですが、これについては、ちゃんとツールが用意されていました。
以下はその手順です。

1) MultiTerm の [ホーム] タブで、[詳細検索]-[重複している用語の検索] を選択すると、[検索結果] に重複している用語が表示される。
2) [検索結果] でエントリを確認し、完全に重複している場合は片方を削除する。重複しているエントリの訳語が異なる場合は、以下の手順でそれらを結合する。

3) [検索結果] で結合するエントリを選択し、[参照] タブをクリックして、もう一方のエントリも、Ctrl キーを押しながら開く。

4) 結合するエントリがすべて開いている状態で、[編集] の [開いているすべてのエントリを現在のエントリ タブに結合します] を選択する。
5) 結合されたことを確認し、[変更を保存して編集モードを終了します] をクリックする。

6) 結合されたエントリを削除する。

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QAチェックの正規表現でよく使うのは、
 コンピュータ[^ー]
のような長音のチェックです。

長音を付けるのがNGの場合は、
 コンピューター
で検索すればよいのですが、長音を付けなければいけない場合、
 コンピュータ[^ー]
で検索すると、長音の付いていない「コンピュータ」が検出されます。

今回、必要になったのは、付けなければいけない文字が複数の場合の検索です。
たとえば、「プレゼン」という表記がNGで、必ず「プレゼンテーション」と表記しなければいけないとします。
この場合、
 プレゼン[^テーション]
で検索すると、「プレゼン」のあとの文字が「テ」、「ー」、「シ」、「ョ」、「ン」以外のときにヒットします。
つまり、「プレゼンを」は検出できますが、「プレゼンテイション」は検出されません。
(実質的に「プレゼン[^テ]」で検索しているのと変わりません。^^;)

文字列「テーション」以外を検索するには、
 プレゼン(?!テーション)
とします。これなら、「プレゼンを」も「プレゼンテイション」も検出できます。

この例の場合は、
 プレゼン[^テ]
で検索しておいて、あとは目視で確認しても大したことはなさそうですが、先日受けた仕事では、ちょっとややこしい表記の指定があって、この文字列欠落の検索が役に立ちました。

参考:正規表現の構文

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とてもしつこいWindows10の更新案内。間違って更新しないようにと気を付けていたのに、休日にぼーっとしたままPCを立ち上げたら、うっかり触ってしまったらしく、いきなり更新処理が始まって焦りました。結局、利用規約に同意しないを選択して、事なきを得たのですがら危ないところでした。

とりあえず、Tradosが2015以降しかWindows10をサポートしていないので、しばらくは更新したくない、というか、そもそも進行中の仕事がある状態でOSの更新はしたくないですよね。

そんなことを考えていたら、ちょうど今、Trados2015の割引キャンペーンをやっているみたいで、ちょっと悩み中。

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自己紹介:
技術屋から翻訳屋に転身しようと、退職。
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!
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