忍者ブログ
Admin / Write / Res
駆け出しの翻訳屋といいながら早数年。 学習したことをちょこちょこ書くつもりでしたが、最近は余暇の話が多いような。。。 そもそも、いつまで駆け出しなんだ?!
[74]  [75]  [76]  [77]  [78]  [79]  [80]  [81]  [82]  [83]  [84
用語集の変換の話で、Excel のセル内にタブや改行があると変換が失敗すると書いたのですが、実際にこれらを検索するのは結構むずかしいように思います。^^;

普通、Excel のセルにはタブを入力できないのですが、別のファイルから Excel に変換されている場合などは、タブが入っていることがあります。
しかし、タブを検索しようとしても、検索文字列にタブを入力できず、そのままでは検索できません。

改行の場合は、検索文字列のところに Ctrl + J と入力すれば、検索できるようです(今日初めて知りました ^^;)。

ただし、Ctrl + J は、Chr(10)(LF:ラインフィード)のようで、Chr(13)(CR:キャリッジリターン)は検索できないようです。
手持ちのファイルで、Ctrl + J をスペースに置き換えたのですが、一部の改行が残ってしまいました。

結局、Excel のマクロで改行とタブを半角スペースに置き換えることにしました。


Sub 改行をスペースに置換()
'
Cells.Replace What:=Chr(10), Replacement:=" ", LookAt:=xlPart, _
SearchOrder:=xlByRows, MatchCase:=False, SearchFormat:=False, _
ReplaceFormat:=False
'
Cells.Replace What:=Chr(13), Replacement:=" ", LookAt:=xlPart, _
SearchOrder:=xlByRows, MatchCase:=False, SearchFormat:=False, _
ReplaceFormat:=False

End Sub


Sub タブをスペースに置換()
'
Cells.Replace What:=Chr(9), Replacement:=" ", LookAt:=xlPart, _
SearchOrder:=xlByRows, MatchCase:=False, SearchFormat:=False, _
ReplaceFormat:=False

End Sub

拍手[0回]

PR
先日ちょっと慌てたので、SDLX で TermBase を使う方法について確認しておきました。

1. 新規に TermBase(TB)を作る

1) SDLX のメニューから [TermBase] をクリック。

2) [TermBase]-[New] でウィザードに従って、TB を作成。
 デフォルトで設定されているフィールドは Definition(意味)と Source(出典)です。
 デフォルトでは、Source の [Type] が [Attribute] になっていますが、[Text] にしておくと、ファイル名や日付などを自由に入力できるのでよいと思います。
 また、言語ごとにこれらのフィールドを選択できますが、邪魔にはならないので、後々のため、両方(たとえば、English/Japanese とも)にこれらのフィールドをすべて選択しておいたらよいのではないでしょうか。


2. 既存の TB を使う

・[TermBase]-[Open] でファイルを開く。

・[Add Concept] アイコンをクリックして、新しい用語を登録する。
 [English]/[Japanese] それぞれの横にある [Click here to edit] をクリックして単語を入力します。

・[Find] アイコンをクリックし、検索する用語の一部を入力して Enter キーを押すと、検索結果が表示される。
 該当する用語をダブルクリックすると、メインウィンドウに用語の詳細が表示されます。

・ウィンドウの右端にある [Layout/Fields properties] アイコンをクリックすると、表示するフィールド(Definition や Source)を選択できる。


3. Excel の用語集をインポートする

1) Excel の用語集をテキストファイル(タブ区切り、またはカンマ区切り)で保存。
 複数の用語集を 1 つの TB にマージする場合は、Source の列を追加して用語集の名前を入れておくと、元の用語集がどれかがわかります。

2) [TermBase]-[Import/Export]-[Import Wizard] を選択。

3) [Delimited text format] を選択し、インポートするファイル(上記 1 のファイル名)を指定。

4) フォーマットと区切りを選択。
 タイトル行が入っている場合は、[First row contains field names] にチェックを入れます。

5) フィールド(元ファイルの列)ごとに、[Language]、[Field type] などを選択。
 原語および訳語のフィールドであれば、該当する言語を選択し、[Field type] を [Term] にします。
 Source のフィールドであれば、[Field type] を [Text]、[Field name] を [Source] に設定します(TB の作成時に Source の [Type] を [Text] に設定した場合)。

6) 指示に従って、ウィザードを完了。

※Excel をテキストファイルで保存するときに、元のセルの中に改行やタブが入っていると、うまくインポートできません。あらかじめ、改行やタブは削除(置換)しておくことが必要です。


4. SDLX で Termbase を使う

 TB ファイルを設定し、[LookUp] を使うと、検索結果が表示されます。
 画面上では原語と訳語のみ表示されますが、用語のエリアで右クリックし、[Goto Mini Browser] を選択すると、別ウィンドウで詳細が表示されます。
 原語か訳語のどちらか一方の詳細でよい場合は、[Retrieve Detail] を選択します。

拍手[1回]

ほぼ半年ぶりくらいで SDLX を使用しました。

結構気に入っていたはずなのですが、すっかり Trados 2011 に慣れてきたところだったので、とまどうことが多かったです。

「あ、翻訳メモリは 1 つしか選択できなかったんだ・・・」とか、
「あ、SDLX では用語ベースを使ってなかったんだ・・・」とか、
「あれ? <br> とかの | 記号も [Format Paint] でいいんだよね?!」とか。^^;

でも、一番気になったのは、確定してしまうと 100% マッチをそのまま使ったのか、修正したのか、あまりマッチしなかったのかがわからなくなってしまう点です。
これはチェックのときに不便ですね。

やはり Trados はそれなりに進化しているということでしょうか。

拍手[0回]

赤木城から車で 50分 くらいだったでしょうか。
新宮城に行きました。

こちらも予想以上に石垣が良かったです。



海のすぐそばに立っているので、本丸からの眺めがいいです。

さらに、「水の手」に降りていくと、川岸の石垣もいい感じでした。



拍手[0回]

次は赤木城に行ってきました。
三重県の熊野市駅から車で 50 分という、ちょっとアクセスしにくいところですが、石垣が素晴らしいという噂を聞いて、やってまいりまいた。





プチ竹田城といった趣で、良かったですね。

とはいえ、何十分も滞在する場所でもないので、他の場所と合わせて車で行くのが良いと思われます。

拍手[0回]

カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新コメント
[03/31 ハルリン]
[12/16 明風]
[07/22 明風]
[07/22 明風]
[01/25 文字起こし]
プロフィール
HN:
明風
性別:
非公開
自己紹介:
技術屋から翻訳屋に転身しようと、退職。
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者AdMax
フリーエリア
Copyright ©   明風堂ブログ All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  *Photo by Kun  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]