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駆け出しの翻訳屋といいながら早数年。 学習したことをちょこちょこ書くつもりでしたが、最近は余暇の話が多いような。。。 そもそも、いつまで駆け出しなんだ?!
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久々にめちゃ面白いと思う本に出会いました。

暗闇にいたときの世界と、目が見えてからの世界、どちらが正しいのか、というような本の紹介があったので、、、「真実と思わされていた世界と現実のギャップ」というと、栗本薫の「ネフェルティティの微笑」のような感じかなぁ、などと思っていたのですが、想像を超える展開で、あっという間に読んでしまいました。

この「だまされた感」は、読んでいる最中は主人公と同様にとまどいの嵐なのですが、読後感はとても爽快です。

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久しぶりに本を処分しようと思ったのですが、いきなり躓きました。^^;

最近はスマフォで本を管理しているのですが、処分しようとしている本は、ほとんどスマフォで管理を始める前に買った本です。
そもそも本の管理を始めたのは、一度買った本を間違えてもう一度買ってしまう(^^;)のを防ぐためでもあるので、捨てる前に本を登録して、処分したことを記録しておこうと思いました。

アイデアは良かったと思うのですが、本の評価をどうするか、で悩みました。処分する本は、あまり面白くなかった本か、印象に残っていない本なので、評価「0」でもいいか、と思っていたのですが。。。

いきなり2冊目くらいで、登録済みの本に当たりました。記憶の中では、小説の構成というか、基本のアイデアが非常に面白かったものの、個々の話はそれほどでもなかったので、処分しようと思っていたのですが、登録データは「☆4つ」になっていました。@_@;

うーん、記憶違いでしょうか、登録間違いでしょうか。
連作集だったので、「それほどでもない」話もあったけれど、「やっぱり面白い」という話もあったのでしょうか。それとも、「この構成が面白い」という印象だったのでしょうか。感想は特に書いていないのでわかりません。

考えているうちに、ほかの本も含め、読み直したくなりました。^^;

ということで、記憶の曖昧な本を読み直しながら、処分する本を決めるということになりそうです。

これは当分、本を整理できないパターンですね。。。

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最近、結構、電子書籍を利用しています。

数年前は「電子書籍なんて…」と思っていたのですが、たとえば旅行中など、何冊も本を持つのが重いとき、電子書籍なら何冊入れても重さは同じで便利です。
一度試してみようとスマフォに電子書籍をダウンロードしてみたら、意外と読みやすくて、それ以来、移動中の読書は電子書籍が多くなっています。
とはいえ、好きな作家の本などは、やはり紙の本でないと!と思ってしまうんですけどね。^^;

一年ほど前だったでしょうか。「電子書籍の落とし穴」というような記事があって、電子書籍の場合、購入ではなくレンタル扱いのことが多いため、サービスが終了したりすると購入したはずの本が読めなくなることがある、というような説明がありました。

その記事を読んだときに、「え?購入だったと思うけど?第一、ダウンロード済みだから、いつでも読めるし」と思ったのですが、「あ、でも、前のスマフォにダウンロードした本は、前のスマフォでないと読めない?」と心配になりました。
それで、前のスマフォにダウンロードしていた本を、今のスマフォにダウンロードし直しました。

ですが、ここで問題発覚。
ほとんどの本はダウンロード可能だったのですが、2冊だけダウンロード期限が過ぎていてダウンロードできませんでした。その2冊は結構お気に入りの本だったので、古いスマフォも処分したらダメだな、と思っていました。

それが、なんと!
今日、ちょっと久しぶりに電子書籍を購入してダウンロードしようとしたら、その2冊がダウンロード可能になっていました!^o^
これはかなり嬉しいです。

実は今年の7月からhontoではダウンロード期限が撤廃されたようです。
知らなかった~。

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荻原浩氏の作品はいくつか読んだことがあるのですが、これは「ちょっとホームドラマっぽい?」と思って、なんとなく買うのをためらっていました。

それが先日、たまたま時間調整のために入った本屋の古本コーナーで、ちょっと立ち読みしたら、はまりそうな予感がして、「中古なら安いし、いいや~」と買ってしまいました。^^;

期待以上に面白かったですね。古本で買ったのが申し訳ないくらい。^o^

一家5人のそれぞれの視点から代わる代わる物語が描かれているのですが、どの人物の心の内も、「わかる~!私と一緒だ!」と思うことばかりでした。おばあちゃんのことだけは、年を取った実体験がないのでわからないのですが、それでも読んでいると、「きっと、こう思うんだろうな」ということが実感のように伝わってきました。

「現実はそううまく行かないよ」というツッコミを入れる人もいるかもしれないけれど、、、
なんというか、、、
「今回はうまく家族がまとまった。でも、きっとまたすれ違うこともある。それでも、また何とか乗り越えていくんだろうな」
ということを感じさせてくれる、暖かい気持ちになれる小説でした。

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ちょっと暇になりました。
というか、めっちゃ暇です。^^;

結構まとまった仕事がもらえるということで、予定を空けておいたのですが、なしのつぶてです。(T0T)
別の仕事の打診もあったのですが、先の打診に予定を空けておくと回答してしまった直後だったので、断ってしまいました。
こんなことなら、、、と思わずにはいられません。

とはいえ、「やっぱり暇になりました」というのも、なんか癪だし(←つまらない、見栄?! ^^;)、たまには暇を楽しむことにしました。
そう、いつぞやの開店休業状態と違い、今回は、閉店状態なので、「いつ次の仕事が来るか」と構えながらの暇ではなく、完全な暇です。^o^

というわけで、何冊か本を読んでみました。


まず、井上夢人の「魔法使いの弟子たち」。

これは予想以上に面白かったです。
手に取ったときは、ミステリというよりSF?! ちょっと設定が非現実的すぎる?! と、少し心配しながら読み始めましたが、突拍子のない設定も、ものすごくリアルに感じられるというか、読み進むうちにどんどん小説の世界に引き込まれて、一気に読んでしまいました。
最後の「オチ」は一瞬、「えっ?!」と思いましたが、本を閉じた後に、その後の展開が頭の中に浮かんできて、、、この終わり方は正解かも(←なんか偉そうですが。^^;)と思いました。


もう一つ面白かったのが、中山七里の「贖罪の奏鳴曲」。

中山七里氏に関しては、「さよならドビュッシー」で感激したものの、その後、別の作品を読む機会がなぜかありませんでした。
「さよならドビュッシー」では音楽の世界が前面に描かれていましたが、「贖罪の奏鳴曲」は特に音楽に焦点をあてた作品ではありません。
悪辣な弁護士がでてくるのですが、この人は何を考えているのか、どうしてこうなったのか、、、軌跡をたどると、余計に謎が深まるというあたりが面白いですね。

それと、この本でもう一つ面白い点は、活字だからこそ面白いストーリーになっている点ですね。
あくまで個人の趣味ですが、私は「活字でないと成立しない小説」というのが好きです(典型的なのは「十角館の殺人」とかですね)。
「贖罪の奏鳴曲」は、ある意味、活字でないと成立しない小説になっています。もちろん、どういう視点でどこに重点をおいて映像化するかによって、必ずしも映像化できないわけではありませんが、活字だからこそ、あっと言わせることができるのは間違いないです。
登場人物の弁護士も、調書という活字を読んで、違和感を感じ、、、という設定ですから。

あまり書くとネタバレになるので、この辺で。^^;



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非公開
自己紹介:
技術屋から翻訳屋に転身しようと、退職。
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!
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