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駆け出しの翻訳屋といいながら早数年。 学習したことをちょこちょこ書くつもりでしたが、最近は余暇の話が多いような。。。 そもそも、いつまで駆け出しなんだ?!
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メーカーに勤めていた頃、「一度無理をすると、次からそれがデフォルトになってしまう」と嘆いていた人がいたことを思い出しました。

そう。。。どうしてもやらなければいけないのだが人がいない、とか、いつまでにやらないといけないのだが間に合わない、とかいう状況で、見るにみかねて「私がやります」とか「残業します」、「休日出勤します」とか言ってしまうと、そのときは「申し訳ないなぁ・・・」と言われるのだけれど、次回からはそれが当たり前になってしまって、「当然残業するよね、土日も出勤だよね」と思われてしまう、という嘆きでした。-.-;

私自身は上長からのプレッシャーで出勤するとか残業するとかいうことはあまりなかったつもりですが、周りの状況から自然に、深夜残業、土曜出勤はデフォルトという状態になっていって、なんか呪縛のようにそこから抜け出せなかった気がします。

で、、、フリーランスで仕事を始めるにあたり、「深夜・休日は仕事をしない!」と決めました。

ですが、仕事を始めた当初は、とりあえず安定して仕事をもらえるようになるまでは、そうも言ってられず、結局、深夜にも仕事をしたことがあります。あるとき、ふと、「これじゃ退職した意味がないじゃん!」と思い(いえ、それだけが退職理由ではありませんが。^^;)、深夜残業にならないように仕事量を調整しました。

しばらくは、それでうまく行っていたのですが、一度、「これはいつもの文書より簡単な内容なので、○○ワード/日のペースでやってもらえませんか」と言われ、確かにその文書なら無理のなさそうな内容だったので承諾したところ、その後、新規クライアントでも早い納期が要求され、だんだん無理をするようになってきました。で、冒頭の言葉を思い出したというわけです。^^;

「納期○日で何とかなりませんか」と言われると、つい、「今週の週末は空いてるし」とか、「今日は夜も作業できなくはないな」とか考えてしまうんですよね。これはまさに後輩が嘆いていたパターンです。-.-;

先日、納期が先方の希望と合わなかったとき、「うーーーん、、、」と悩んだ結果、「もういいや、今回はパス」と思い、お断りしたところ、「では、○日で」とこちらの希望の納期で連絡が来ました。(どういうことやねん?! どこまで余裕があるか試されてる?!)

納期の交渉って、なんか神経を使うので、やめたいのですが。。。

ちなみに別の翻訳会社さんは、こちらが申請したペースを絶対に上回らない作業量で依頼が来ます。たぶん無理なペースで品質が落ちることを危惧されているのでしょう。それが普通だと思うのですが。。。一度無理をしたので、余裕を隠し持っていると思われているのか、何なのか。。。

まぁ、自分の仕事量をきちんと制御するのも仕事のうちなんでしょうね。。。ふぅ。。。

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ワードカウントが全然合わないんだけど、、とつぶやきながら進めていた仕事は、結局よくわからないまま終わりました。^^;
100%マッチなのに何故か自動挿入されていない分節があったので、その分なのでしょうか。

作業の進捗に関しては、結局ロックされている分節を除いてカウントすれば、そこそこ合っていた模様。ただ、今回は100%マッチでもスタイルの修正や用語の訂正をしなくてはならず、その重み付けが割に合わなかった感があります。なので、思ったほど作業が進捗しないという状態になっていたと。
一括変換で効率アップを図るべきだったのかなとは思いますが、作業対象外のコンテキストマッチを省くのが却って面倒そう、、、と思ったのですが、どうなんでしょう。今後のために、ちょっと検討しておこうかと思います。
確か、Idiomだったら「コンテキストマッチ以外」というフィルタリングができたと思うのですが、Trados Studioでは「コンテキストマッチのみ」というフィルタリングはあっても、「以外」のフィルタリングがないような、、、。ま、要検討ですね。

<追記>
そっか。。。
作業対象外をロックしてから、一括で置換すればいいんですね。
置換でも正規表現が使えるので、スタイルの変更も一括でできそうです。QAチェックでは正規表現を使っているのに、置換で正規表現を使うという発想がなかった(というか、機能があると気づいてなかった)。^^;

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ビジネス文書と言えば、C-suite という単語も出てきました。
何のことだろうと思ったら、CEO、CFO、COO など経営幹部レベルのことでした。

おおっ、そう言えば、みんな C が付くのね!と思ったけど、考えてみたら、CEO も CFO も C は Chief の C でした。C が付くのは当たり前でした。^^;

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elevator pitch という言葉に遭遇しました。

製品の特長を記述した文章の見出しに使われていたのですが、エレベーターとは全く関係のない製品だったので、「elevator」って「向上」という意味になるかな?! とか、step より大きなレベルアップのことかな?! とか考えてしまいましたが、調べてみたら、ビジネス用語で簡潔な会社説明のことでした。

英語版の Wikipedia にも掲載されていますが、たまたま重要人物と同じエレベーターに乗り合わせたときに、そのわずかな時間で相手の興味を引き、名刺交換やアポイントにつなげることを意味するようです。

たとえば、、、

売り込みたい相手がいるが、なかなかアポイントが取れない。そんなときに、相手のオフィスがあるビルのエレベーターに乗ったら、偶然にもその人物が乗ってきた。エレベーターから降りるまでのわずかな間に、なんとかアピールして、ゆっくり話を聞いてもらう時間をもらいたい。

そんな状況での 30 秒ほどのトークのことです。

日本でも「エレベーターピッチ」として紹介され、ハウツー本なども出ているようです。
ただ、一般的にはそれほど認知度の高い言葉ではなさそうなので、文脈次第で「特長」とか「概要」と訳していいかもしれません。

ちなみに、pitch には、レベルや周期の幅という意味もありますが、宣伝文句という意味があります。

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会社を辞めて、翻訳の仕事をしようと思った理由はいろいろあるのですが、その中でも
・在宅でできる
・時間の融通がきく
という点は大きなポイントでした。

「在宅」に関しては、正確には「出社しなくてよい」のがポイントでした。
たとえば、しばらく実家に滞在しなければならなくなったときでも、翻訳の仕事ならノート PC を持ち込んで「実家でもできる!」と思いました。
でも、この点に関しては「ちょっと違うかも」とすぐに気づきました。^_^;

翻訳作業の場合、PC のパワー(演算性能)はそれほど必要ないのですが、メモリ量、I/O 速度などはかなり必要です。翻訳ツール自体がメモリ容量を必要とすることもありますし、そもそも Trados などのツール以外にも、ブラウザ、辞書、QA ツールなどを同時に立ち上げることが多いので、生半可なノート PC だと処理の遅さにイライラします。

それに画面の大きさも、ノート PC では厳しいですよね。ま、これは外付けのディスプレイを使えばいいだけの話ですが。。。


もちろん、一口に翻訳の仕事といってもいろいろあるので、たとえば書籍のようにまとまった量の翻訳であれば、やる作業を絞って対応することは可能かもしれません。

でも、作業環境って重要ですよね。
ノート PC で作業するつもりが、「あ~っ!あのツールがない!」とか「あのデータベースを忘れた!」とかで困ることがありそうです。
そういうところからクラウド移行という話が出てくるのだと思いますが、機密保持の点からすると、クラウドにデータを置くのはためらわれます。

と、まぁ、なんで今さら...な話なんですが、^^;
最近ちょっと仕事のやり方を考え直していて、改めて思ったことを書いてみました。

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明風
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自己紹介:
技術屋から翻訳屋に転身しようと、退職。
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!
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