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駆け出しの翻訳屋といいながら早数年。 学習したことをちょこちょこ書くつもりでしたが、最近は余暇の話が多いような。。。 そもそも、いつまで駆け出しなんだ?!
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特許翻訳日英講座の最終試験の評価が返ってきました。
ちょっと前に返ってきていたのですが、なんだかバタバタとしていて、見直しするのがすっかり遅くなっていました。

とりあえず最終評価は92点で合格。無事修了できました。

ただ、間違いはいくつかありました。
一番の問題は、「装置」の「equipment」を可算名詞扱いしていたことと、「突出する」の意味の「project」を他動詞扱いしていたことです。-.-;

「equipment」 は翻訳を始める前からよく出てきた単語ですが、なぜか可算名詞と思い込んでました。^^;
しかも、特許で出てくる「装置」はたいがい「device」か「apparatus」を使うのに、なぜか、このとき、「equipment 」にしてしまいました。

「project」は「投映する」の意味でよく使っていました。実は、「突出する」の意味があることは今回初めて知りました。^^;
いろいろ調べたところ、「project」を使うのが適切らしいと思ったところまでは良かったのですが、「突出させ」という言葉につられて「projected」にしてしまってました。これはちょっと恥ずかしいでミスかもしれません(ちょっとじゃない?!)。使い慣れない単語(用法)を使うときは、よくよく注意しないといけませんね。

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修了作品では Trados ではなく、OmegaTを使っています。
OmegaT はフリーの翻訳メモリツールですが、結構使えます。軽いのがいいですね。
特に Word の場合、アドインで使う Trados があまり好きではないので、Trados2011 を使うか、OmegaT を使うか、ちょっと迷ったのですが、使い慣れている OmegaT を使うことにしました。

問題は、Word って、なんか異常にタグが多いんですね。フォントなど変えていないはずの所にもタグがあります。どうやら Word2007 以降の問題のようです。たぶん、改行とかフォント変更などを修正して、フラットにしても、もとのタグの上に、修正のタグを追加しているみたいで、どんどんタグが長くなったりしているような気がします。

で、これを OmegaT で翻訳すると、やたらタグが多くて困ってしまいます。(正確に言うと、これは Word の問題なので OmegaT に限りませんが。)
ただし、今回は、自分用の翻訳なので、明らかに無意味なタグはすべて無視しています。

でも、ところどころに、斜体や数式など必要なタグがあるのですよ。

今までは、それでもうまく行っていたのですが、昨日はちょっとはまりました。
OmegaT で出力した訳文を開こうとすると、
「要素の終了タグ内の名前と開始タグ内の要素の型は一致している必要があります」
というエラーが出て、開かないのです。;_;

不要と思って省略したタグをちゃんと入れましたが、それでも直りません。
エラーメッセージには「行:2、列:6271」のような、エラー箇所の表示があるのですが、これがどこのことなのかがわかりません。
そこで、ちょっとググってみたところ、 MS のコミュニティに似たような質問がありました。

「docx を .zip 形式に変換すると、解凍フォルダ内の"Word" フォルダに document.xml があるので、このファイルをテキストエディタ等で開き、"行:2、列:6271" の箇所を探すと問題の手掛かりが得られるかもしれません。」

というわけで、これを手がかりにしてエラー箇所を調べました。

が、、、エラー箇所はだいたいわかったものの、タグはちゃんと入っています。
数式が混じっているのが怪しそうではあるのですが、何がおかしいのか???、といろいろ試しているうちに発見しました。

タグとタグの間に半角スペースがないといけない!!

えーっ?!、という感じなのですが、実際そうだったのです。
問題の箇所は数式タグにからむところなので、たぶん、それが悪さをしているのではないかと。。。
ちょっとこれは注意が必要です。

<2013.10.28 追記>
上記のタグの件、私の勘違いで、別のエラーかもしれません。
後で試したら、再現しなかった箇所がありました。

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fruit fly って知ってます?

『日外科学技術辞典』で引くと、
  1. フルーツフライ
  2. ショウジョウバエ
  3. ミバエ
と出てきます。(うっ、、、こんなにたくさん。。。^^;)

『マグローヒル科学技術用語大辞典』で引くと、「フルーツフライ」が出てくるのですが、その内容は、
  1.ミバエのような果実の害虫である小昆虫.
  2.ショウジョウバエの別名.
と出てきます。

つまり、fruit flyは、ミバエかショウジョウバエのことで、そのどちらかを曖昧に指すのが「フルーツフライ」のようです。

しかし、「ショウジョウバエ」はよく聞く名前だし、「ミバエ」も何となくわかる気がしますが、「フルーツフライ」はいきなり出てきたら、ちょっととまどう名前ですよね。
できれば、「ショウジョウバエ」か「ミバエ」のどちらかで訳したい、、、です。

でも、どっちなのか、わかりませんっ!!
ミツバチみたいに偏光を感知できる昆虫の例として出て来るのですが、ショウジョウバエなのか、ミバエなのか、あるいは、どっちでもいいのか、、、今のところ、わからないのです。

仕方がないので、とりあえず「フルーツフライ」にしました。-.-;

fruit flyというのは、要するに、果物に寄ってくるところからついた俗称のようで、ショウジョウバエには、他にも、banana-flyとかvinegar-flyという俗称もあるようです。
そんな理由なので、同じ「フルーツフライ」という名前だからといって、生物学的特徴が同じかどうかは全く関係なさそうですね。

そう考えていくと、「フルーツフライ」という訳は、「ショウジョウバエかミバエかわからない。どっちかに決めつけて訳すこともできない」と困った翻訳者が、仕方なく、そのまま「フルーツフライ」と訳した、、、、と考えてしまうのは私だけでしょうか。^_^;

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ここ二日、ちょっと遠出になるので翻訳作業が進まないと思っていましたが、こんなときこそ、スマフォ活用ですね。

とりあえず翻訳済みで、日をおいて読み直そうと思っていた訳文ファイルをそのままスマフォに転送しました。わざわざ印刷しなくても外に持ち出せるのは便利ですね。

ただし、今使っているのは無料のWordリーダーで、編集はできません。訳文修正までするかどうかは微妙ですが、気になるところをマークするくらいはしたいですね。
うーん、購入するかどうかは値段と使用頻度の問題というところでしょうか。

。。。
今調べてみたら、1200円以上するんですね。
うーん、マークしたいだけなんですけど。。。修正までするならノートPCを持って行きますし。。

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特許翻訳日英の最終試験は思った以上にボリュームがありました!
いろいろと用事があるので、まとめて5日の休みをとり、その間の1日をこの最終試験にあてるつもりでしたが、なんと2日以上かかってしまいました。^^;

請求項の翻訳はだいぶ慣れてきたのですが、本文は結構難しいときがあります。「修飾語句が多すぎるよー」と泣きたくなるところが。。。
とりあえずできたので、「もう、いいやー」と出してしまいたい気もしますが、一応、日を置いてから読み直しましょう。。。

しかし、、、こんなに時間がかかるようでは、やっぱり仕事にはできない気がしますね。
特許2件のそれぞれ一部抜粋で、2日半くらい。。。

気になったので、今、調べてみたら、約4000語と2800語でした。
あれ? 4000語の方が1日でできたはず。
専門用語の長さの問題でしょうか。。。

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明風
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自己紹介:
技術屋から翻訳屋に転身しようと、退職。
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!
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