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駆け出しの翻訳屋といいながら早数年。 学習したことをちょこちょこ書くつもりでしたが、最近は余暇の話が多いような。。。 そもそも、いつまで駆け出しなんだ?!
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すでに 12 月に入ってしまいましたが、先月、無事、翻訳大学院を卒業しました。
2、3 か月前にすでにすべての作業は終えていたので、あとは大学院側の手続きを待つだけだったのですけどね。

そして、ふと、今月までに翻訳で稼いだ所得を足してみたら、、、
あら、ほぼ授業料と同額!
と気づきました。^o^

実は大学院には奨学制度があって、大学院が紹介する仕事をしながら勉強するという入学枠があるのですが、私はこの入学枠ではないのです。
もともとは単科受講で済ますつもりだったのが、いろいろと考えて大学院に入ることにしたものの、受講中の科目を終了してから入学したほうが良いのかな、などと迷っているうちに、奨学制度の入学申し込みが終了してしまったのです。^^;
次のタイミングを待つという選択肢もあったのですが、もう退職してしまったし、ここで 3 か月待つのは無駄、ということで、奨学制度を諦めました。

でも、幸いにも入学してちょうど 1 年で、翻訳会社さんに採用してもらうことができました。
代わりに勉強のペースが落ちて、卒業に 3 年かかりましたけど、卒業と同時に授業料を回収できたってことは、自分としてはかなり理想的です。^o^

とはいっても、辞書やツール、機器など、他にも費用がかかっているので、全体としては、まだまだ投資を回収したとは言えません。-.-;

完全黒字になるまで、もう少し頑張らねば!

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そういえば、しばらく Amelia の雑誌も Web 記事も読んでいませんでした。^^;

参加履歴を見てみると、なんとまぁ、1年半以上、参加履歴がありませんでした。^^;
ノンフィクションのクラウンを取るという目標もあったはずなのに、どこへ行ってしまったのでしょう。

会費を払っているというのにもったいない、、、
というわけで、久々にアクセスしてみたら、「あら、こんな記事が」というものがありました。^o^
新たな記事もありますが、どちらかというと、以前にタイトルを見たときは興味を持たなかったのに、今見ると気になる記事があります。
たとえば、「翻訳会社の舞台裏」とか。
「そう、そう! そうなんだよぉ!」というのがありました。^o^
まぁ、それだけ少しは経験を積んだということでしょうか。

アクセスしたついでに、プロフィールなども更新しました。
トライアルも受けたいのですが、怒濤の11月が終わってからにします。^_^;

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先日、翻訳していたら、spiral という単語が出てきました。
何気なく、「らせん状の」と訳してしまったのですが、ふと、これでいいのかと思いました。

というのはCDのトラックの説明だったのですが、「らせん状のトラック」というと、螺旋階段のように3次元のものを想像しますよね?!
これは、「らせん」ではなく「渦巻き」ですよね。

ちなみに、英辞郎で「spiral」を引くと、
「渦巻き状の」
という表現も出てきました。
ついでに、
「《数学》〔二次元空間の〕らせん」
というのもあるのですが、一般的には「らせん」と言えば3次元ですよね。

ちなみついでに、「デフレ・スパイラル」とかの「スパイラル」も3次元のイメージですね。

念のため、「螺旋」を大辞泉で引いてみたら、
「巻き貝の殻のようにぐるぐると巻いているもの」
とあります。やはり3次元ぽいです。

試しに類語例解辞典で「螺旋」を引いてみたら、「渦」の項で、
・渦巻き
・螺旋
・とぐろ(!)
が出てきました。

この中で、
「『螺旋』は『渦』の中心を、その平面に対して、上または下に引っ張った形のもの」
と説明されていました。(おお、なんと素晴らしい説明!)

しかし、「螺旋」の類語で「とぐろ」が出てくるとは思いませんでした!
「とぐろ」と言えば、うーっ、ちょっと文字にするのも嫌な細長い生き物ですよね。
他に使いようがないように思うのですが、実際、辞典の説明でも他の使用例はありませんでした。
ただし、
「『とぐろを巻く』は、数人で、用もないのに、ある場所にたむろしている意で用いられることもある」
と書いてありました。^o^

#類語辞典って面白い。

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修了作品を校正ソフトでチェックしていたら、「疑似」と「擬似」の表記揺れがありました。

「疑似カラー」の「疑似」なのですが、「擬似」だと思っていたのに、辞書ソフトで「疑似」となっていたのをコピーしたらしく、用語集には「疑似」と「擬似」が混在していました!-.-;

「どっちが正しいのだろう?」と、大辞泉で調べてみたら、両方並列で記載されていました。
「擬態」は手偏の「擬」なので、「擬似」だと思っていましたが、ネットの情報によると、元々は「疑似」が正しく、その後、「擬似」も使われるようになったとのことでした。

もしかしたら「擬」が常用漢字じゃないので、「疑」で代用表記したのじゃないかと思っていたのですが、「擬」も常用漢字でした。^^;

しかし、表記揺れ防止の意味もある用語集なのに、登録するときに揺らぎがあったのではいけませんねぇ。。。^^;
登録するときにも気をつけなくては。。。

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修了作品の第3回提出分が添削されて返ってきました。
最後の読み直しが足りないという実感はあったので、恐る恐る、総合評価のコメントを見てみたら、「ほぼ完璧です。素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただいていました。^o^/

しかし、内容を確認してみたら、やっぱり、いろいろと問題がありました。^^;
今回の問題はほぼすべて「言葉の選択」でした。それも、副詞ばっかりです。

読み直しが足りないと実感していた部分(つまり、何となくひっかかりを感じていた部分)も指摘されていました。^_^;
修了作品は「高校生から大学生をメインターゲットにして、科学に詳しくない人にも親しみやすい文体にする」と決めて、翻訳しているのですが、読みやすい文章にしようとして、ちょっと口語的過ぎる言葉を選択してしまったところが、いくつかあったようです。

たとえば、「もっと」、「きちんと」、「しっかり」、「うまく」などですね。
いわく、「正規と通俗の境界近くにある言葉」だそうです。たしかに、微妙なところです。

「もっと」について言えば、最初は「ずっと高度な」としていたのですが、「ずっと」は口語的過ぎるだろうと思い直し、「もっと高度な」にして満足していたのですが、今回の私の訳文基調からすると、「さらに」の方がいいのではないか、という指摘でした。
なかなか、訳文の基調を保つというのは難しいものですね。

他の三つは、前後関係にも寄るのですが、自分でもひっかかりを感じていたところでした。ただ、硬すぎない、もう少し良い表現が見つからず、ついつい提出してしまっていました。
こういうときは、むしろ完全論文調の方が悩みは少ないかもしれません。^^;

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明風
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非公開
自己紹介:
技術屋から翻訳屋に転身しようと、退職。
とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!
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