ミステリー本の話が出てくるとなると、ネタバレが心配とか、マニアック過ぎてわからないとか、不安な要素もありますが、この本はちょうど読書心をくすぐる感じで、とてもいいです。というか、読みたい本や読み直したい本がたくさん出てきて、困るくらいです。^o^
ミステリーはたくさん読むのですが、結構ネタを忘れてしまうんですね。ときどき、本の整理をしていて、「この本、どんな内容だっけ?」とページをめくってみたら、読み進むうちに、「そうだ、そうだ。そんな展開だった。」と思い出すのですが、結末までは思い出せず、結局最後まで読み直してしまった、などということは多々あります。^^;
何度でも楽しめるので、ある意味、経済的?
でも、読み直したい本がどこにあるのか探すのが大変です。
この本はまだ半分くらいしか読んでいないのですが、既に読み直したくなった本が10冊くらいは出てきたでしょうか。さすがに「十角館の殺人」などはネタまでしっかり覚えていますが、面白かったことは覚えているけれど、どんなどんでん返しだったか、思い出せないものがたくさんあるということです。
さて、まずは本を探しだせるのか、それとも図書館に行ったほうが早いか、、、、ですね。
しかし、受講を始めたばかりの特許翻訳日英も一向に返ってきません。こちらは2週間以上経っているのですが。まぁ、そういえば、特許翻訳英日のときも、最初は1か月近く返って来なくて、問い合わせた方がいいのかしらん、などと思ったくらいだったから、そんなものなのかもしれません。
それか、サーバーダウンの影響?! しかし、ほぼ復旧はしたことだし、復旧に先生方がかり出されるってこともないでしょうから、たまたまそういうタイミングだっただけでしょうか。それか、先生の添削は済んでいるけれど、事務処理が通ってないとか?!
それにしてもサーバーの復旧は時間がかかりましたねぇ。やっぱり、ファーストサーバでしょうか? 時期がぴったり合っていたので、そうかなぁ、と勝手に思っているのですが。
ネット上のデータが保障されないというのはわかる気がしますが、メンテナンスのミス(バグ)でデータ消失させておいて、「データ復旧は不可能」と発表するのは、結構な度胸です。とはいえ、できないものをできると言うわけにもいかないでしょうけれど。
問題は、受け取ったプロジェクトの原文が .idml ファイルだったことですね。InDesign ドキュメントらしいということはわかったのですが、それ以上のことはわからないまま、作業しました。^^;
実際、Trados 2011 上では、原文のファイルフォーマットを気にする必要はなく、フォントの変更やリンクのタグが入っているなぁ、という認識くらいで作業はできました。
ただ、このタグが他のアプリケーションへコピーできなかったため、他の仕事でリンク先の確認が必要なときなど面倒だなと心配していたのです。
.idml ファイルについて調べてみたところ、.zip アーカイブになっているとのことで、実際、拡張子を .zip に変更して解凍してみたところ、多数の .xml ファイルが出てきました(Word の .docx ファイルのようなものですね)。Trados 2011 上で気になったタグの部分を調べてみたところ、元の IDML ファイルでは、もっと複雑なタグになっていて、Trados 2011 側では、これを意味がわかる程度に簡略化して表示していることがわかりました。つまり、Trados 上で表示しているようなタグ+テキストは、原文には存在しなかったのです。何となく、タグ+テキストでコピーできない理由がわかったような気がしました。
そこで、タグ内容の確認が必要になる、別のクライアントの .xml ファイルを、Trados 2011 のプロジェクトにしてみたところ、全く問題はないことがわかりました。タグごとに分節化されるので、何のタグなのかは確認しないといけませんが、作業上問題となることはなさそうです(このままだと、TagEditor の方が断然使いやすそうですが、これについては別途使い方を勉強しましょう)。
今のところ、タグのマークで表示されるものは、Trados 2011 でタグ化されたもののようです。
やっぱり、もっと Trados 2011 を理解しないといけませんね。
今度は、「3分前ですねぇ」と言いながら、端末に入力してくれ、わざわざ電話で時報を確認しながら(たぶん)、10時ジャストに処理してくれました!
というわけで、朝からとっても達成感にあふれた休日となりました。
ちなみに今日は仕事もないので、のんびり技術翻訳の第15回を勉強中。うーん、しかし、エネルギーとか化学とか内容が難しくて、ちょっとつらい。
前回、表記スタイル等のチェックをするのに、秀丸マクロの searchdialog ではなく、grep を使うようにしたという話を書きました。
これは、対象となるファイル数が多いときに、1 つずつ秀丸で開いて検索するのが面倒だから、という理由でした。しかし、今度は検索する文字列が多い場合に、いくつも秀丸が開いてしまうという問題にぶつかりました。^^;
前回の例では、1 つのマクロ内に grep 文が 2 つだったのですが、検索するワードが多い場合、grep 文が 20 個、30個となってしまいます。
特に、search では、検索文字列の上限が 4095 文字なのですが、なぜか grep では 249 文字になるようです (search で 4095 文字まで OK だったので、同じ文字列を grep で使ったら、エラーで動かなくなりました)。秀丸マクロの注意書きには、「安全なマクロを作るうえでは、249文字までとしてください。」とあるので、理由は不明ですが、249 文字以下とすべきなのでしょう。
今回マクロ化しようしたのは、外来語のカタカナ表記の正誤表で、それなりの数があります。一度に検索できればよいのですが、検索文字列が 249 文字以下となるようにすると、grep 文を 30 回以上繰り返すことになってしまいました。
もちろん、このリストを全部マクロ化する必要があるのかという疑問はあるかもしれませんが、訳文を入力している最中に、「この単語は一覧表にあったかな?」などとイチイチ気にしていられませんから、やはりマクロにしておいて、最後に一気に検索する方が早いです。
そこで、今度は、
1) ファイル内で指定した語句を検索するマクロを作る
2) 指定したフォルダ内のすべてのファイルに対して、上記のマクロを実行するマクロを作る
という 2 段階の構成を考えました。
2) において、検索文字列にヒットしなかったら、そのファイルを閉じ、ヒットしたら、ファイルを開いたままにする、という構成にしておけば、不要なファイルがいくつも開いたままになるという問題もなくなります。さらに、開いたままのファイルに対して、1) のマクロをもう一度、実行することで、ヒットした語句を再確認することもできます。
具体的には、次のようになりました。
1) ファイル内の検索マクロ
----------------------------------------
$retval = "ok";
$str = "検索語句1|検索語句2|・・・・・";
searchdown $str, nocasesense, regular, hilight, masktag, loop;
if( result == 0 ) {
// message "該当するものがありません";
} else {
$retval = "ng";
question "次に進みますか?";
if( result == no ) {
endmacro $retval;
}
}
$str = "検索語句11|検索語句12|・・・・・";
searchdown $str, nocasesense, regular, hilight, masktag, loop;
(以下、上と同様。必要なだけ繰り返す。最後の if 文だけ下記のようにする)
if( result == 0 ) {
// message "該当するものがありません";
endmacro $retval;
} else {
$retval = "ng";
endmacro $retval;
}
----------------------------------------
※検索語句にヒットしたかどうかを戻り値で返すようにしておきます。
※この場合は、検索語句にヒットしなかったら、"ok" です。
2) 指定したフォルダ内のすべてのファイルに 1) のマクロを実行
----------------------------------------
// フォルダ内の .xml ファイルのリストを作成
grepdialog2 ".", "*.xml", ".", regular, filelist;
if(result<1) endmacro;
// 現在の秀丸のハンドルを保持
#grep = hidemaruhandle(0);
// リストの各項目について実行
gofiletop;
while(lineno < linecount2) {
// リストにあるファイルを開く
tagjump;
#handle = hidemaruhandle(0);
// マクロの実行
execmacro "上記 1) のマクロの名前";
// 戻り値を確認
$ret = getresultex(-1);
// 元の秀丸をアクティブにして、今の秀丸を閉じる
// 必要であれば、今の秀丸も残す
setactivehidemaru #grep;
if( $ret == "ok" ) {
closehidemaru #handle;
}
// Shift キーで途中終了
if(iskeydown(16)) break;
// 次の項目へ
movetolineno 1,lineno+1;
}
----------------------------------------
一回これを作っておけば、別の検索マクロも簡単に作れそうです。
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とりあえず、安定して翻訳の仕事を貰えるようになりましたが、まだまだ駆け出しです。胸をはって「翻訳家です」と言えるまで、日夜修行中(?)の身です。
趣味は音楽鑑賞と城めぐり。月平均 1 回以上のライブと登城がエネルギー源です!